ドイツの駅のトイレ

数年前にある仕事でドイツに行きました。

初めてのドイツだったのですが、滞在した街はミュンヘン。

いや〜とにかくビックリしたのがとにかく街がきれいだと言うこと。
道路、街路樹、たたずむ家々とその庭、田園風景、日本で言えば銀座のようなデパートが建ち並ぶ街もとにかくきれい。

大体大きな都市というのは世界中どこに行っても川沿いにあったりするものですが、ミュンヘンもご多分に漏れず、街の中にイーザル川という大きな川が流れています。それが週末なんかには家族連れの人たちがその川で泳いでいる!
東京で言ったら江戸川や多摩川とかで家族連れが泳いでいるようなもんですよ!!
ビックリ!!

ドイツという国は世界中で見てもオーガニック先進国らしく、とにかく環境意識が高いらしいです。行ってみて初めて知った!

スーパーなどではケミカルを使ったシャンプーなどの売り場と、オーガニック、ナチュラルのシャンプー売り場が分かれていたり。

食べ物もものすごく美味しい!!

ドイツ人は喫煙者が多いようですが、そのタバコの臭いも全然臭くない!
これは確認していないですが、恐らくオーガニックのタバコなのでは??
(ちなみに日本で売っているほぼ全てのタバコは、ケミカルで味付けがされていたり、煙を少なくするための薬剤、持続して燃焼しやすくするための燃焼促進剤などが含まれているそうです。)

なんともビックリしたのが、駅のトイレ。
チョーチョーチョーきれい!!!
チョーチョーチョー爽やか!!!

50セントぐらいだったか、有料なんですけどね。
トイレに番人のようなおばさんがいて、お金を払わないと入れないのです。
多分そのおばさんが掃除しているのではないかと思いました。
「あたしがきれいに掃除したトイレなんだから、あなたちゃんとお金払って頂戴よ!!」みたいな。笑

日本で言ったら銀座のようなデパート街でお店の中のトイレに行った時もそうでした。
おばさんがいた。

いやしかしホントにトイレがきれいで爽やかなのですよ!!
あれ、絶対にケミカルな洗剤を使っていないと思います!
想像ですけどね!

日本に帰ってきてから本当に気分が滅入りました・・・
街が汚い。
お店のトイレも汚い。臭い。
駅のトイレも汚い。臭い。

単純に掃除がちゃんと行き届いていないっていうのもあるわけですが、仮にそこそこ掃除がされていたとしても、臭い。なんかもわーんとした空気。
それは合成洗剤(ケミカル)を使って掃除しているからですよ!!
そう強く確信しました!!

まだ僕が掃除の仕事を始める前のことですけどね。

その時点では僕はすでに箱根に移住していて、すでにほとんどケミカル(薬剤とか洗剤とか化学調味料とか)を使わない生活をしていたのですが、益々確信したわけです!
アンチ・ケミカル。

もちろんそうは言っても現代人ひ必要なケミカルもあるでしょうけど、少なくとも食べ物や掃除はケミカルを使わないのがいい。
食べ物はそれが直接人間の体になるわけだし、掃除はつまり部屋の空気をきれいにすると言うこと。ケミカルな合成洗剤を使って部屋の空気が爽やかになるわけがない。
実際今、掃除の仕事をしていても、合成洗剤を使って掃除した後の部屋は、確かに見た目はきれいになっているかもしれないけれど、「爽やか」というものからはほど遠い物になってしまう。

ドイツで絶対的な確信を得た僕は、ケミカルを使わずに掃除をしています!