シンプルで便利!キッチンには洗剤を置かない。/河辺たけひろの『暮らしをもっと不便に!』Vol.62
我が家のキッチンには洗剤がありません。
イマドキでは大半のご家庭にある、キッチン用の中性洗剤。
これが我が家にはありません。
「キッチンには、口に入れてはいけないものを置かない」
というのが基本コンセプト。
っていうか、そもそも必要のないものを置かないということね!
だって、洗剤なんて必要ないもん!(^^)/
質問です!
台所用の中性洗剤って、飲めますかね?
(笑)
ま、フツー飲めませんわなw
いや、自然由来の成分だけで出来ていて飲める洗剤、っていうのもあるのかな??
ま、そういうのならいいと思うんですが。
仮に、自然由来の成分が「含まれている」ものだとしても、
フツー飲めませんわなw
だから我が家のキッチンには置かない。
我が家のキッチンでは洗い物は、たわしを使って水とお湯だけ、というのが基本形。
使うとしても重曹だけ。
重曹はクッキーを焼くときに使うこともあるし、
胃酸が出過ぎたときに飲む用に、薬局で売っているものもあります。
重曹は水に溶けるとアルカリ性になるので、油汚れを溶かします。
そして研磨剤の役目をするので、お茶碗やお皿が本当に綺麗になる。
特に陶器製のものやガラス製のものにはとても効果的。
茶渋なども重曹で擦るだけで簡単に取れます。
アルカリ性だから、飲めば出過ぎた胃酸を中和することも出来る。
ま、「食用」として売っているものと「掃除用」などとして売っているものがありますが、
ぶっちゃけどちらも大して変わらない。
「掃除用」として売っているものをわざわざ口に入れる必要も無いので、
一応キッチンでは「食用」のものを使いましょうか。
ちなみにどちらも値段はそれほど大きく違わないです。
でね、キッチンで口に入れても大丈夫なものしか使わない様にしていると、
いいことがたくさんあるんです!
例えば。
土の付いたジャガイモやニンジンをシンクで洗っているところで、同時に食器を洗うことも出来る。
これ、フツーの台所洗剤を使っていたら出来ないですよね。
だって、洗剤が野菜に付いちゃったらイヤですもん。
でも、ジャガイモやニンジンに重曹が付いちゃっても全然平気なのです!
例えば。
ボウルでお米を研いで水に浸けておく。
このボウルをシンクに置いたまま、同時に食器を洗うことも出来る。
基本は水やお湯を使ってたわしで洗うだけだけど、重曹を使ったとしても全然平気。
お米の中に少々入っちゃったとしても全然平気!
例えば。
塩漬けした豚肉を塩抜きするために、ボウルに水を張って浸けておく。
このボウルをシンクに置いたまま、同時に食器を洗うことも出来る。
ま、おんなじ話ですが(笑)
例えば。
料理するのに使った菜箸やトングなどを、もう使わないからと一度シンクに置いておく。
でも、やっぱちょこっと使いたい、ってなることあるじゃないですか。
そういう時に、ちょこっと水ですすいだらそのまま使うことが出来る。
普段から洗剤を使っているキッチンシンクだったら、ちゃんと洗ってからじゃないと使いたくないですよねー。
だから。
キッチンには洗剤を置かない方が、シンプルで便利なのです!
さらに、洗剤を使っているキッチンで付きものなのが、ナイロンのスポンジ。
あれ、どうしても濡れっぱなしになるし、雑菌が生えやすい。
そんなものがキッチンシンクに常駐しているのはどうなんでしょう??
だからシンプルにたわしと重曹だけ。
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