お部屋の超アナログ加湿法/河辺たけひろの『暮らしをもっと不便に!』Vol.60

電気の暖房って、乾燥しますよね。
 
ガスや灯油の暖房など、実際に物を「燃焼させる」方法だと、空気は乾燥しにくいです。
燃焼の際に水蒸気が出るから。
 
でも、現代の生活では、エアコンなどの電気の暖房を使っているお宅も多いはず。
今ボクが住んでいる、茅ヶ崎の借家もそうです。
 
でも、なるべくなら家電製品の加湿器は使いたくない。
 
そこで、超アナログな加湿法を試してみました!!
 
 
 

ガスや灯油の暖房など、炎が出る煖房器具はお部屋の空気が乾燥しにくいのです。

なぜなら物が燃焼するときには必ず二酸化炭素(CO₂)と水蒸気(H₂O)が出るから。

お部屋の空気中の水分量も増えるわけなんです。


でも電気の暖房では二酸化炭素も水蒸気も出ない。

お部屋の温度が上昇するのに、空気中の水分量が増えないので、お部屋の「湿度」が下がってしまうのです。

だから乾燥する。

特に夜、寝ている間に喉がやられちゃったりする場合もありますね。


で、普通だと、「加湿器」を使う、という発想になりがちだと思うのですが、アンチ家電製品(笑)のボクは、なるべくだったらそういうものを使いたくない。

アンチ家電は冗談としても、加湿器の中って仕組み上、雑菌が繁殖しやすいのです。

だって結局、プラスチックの部分に水が溜まりっぱなしになるでしょ?

よっぽどしょっちゅう掃除していない限り、どうしても雑菌が繁殖します。

だからなるべくなら使いたくない。

そこで最近試してみているのが『お部屋の超アナログ加湿法』。


洗濯物を干しておく(笑)。

 
これ、結構良さそう♫
 
但し、部屋の大きさに対して洗濯物の量が少ないとあまり効果がない。
そりゃそうだ!
 
ボクの家では、寝室として使っている6畳の和室の隣に、事務所として使っている6畳の洋室があって、そこにエアコンが付いています。
二つの部屋の扉を開けた状態でエアコンの暖房を弱めにつけて寝ているのですが、洋室側の方に、写真の感じで半乾きの洗濯物を干してみました。
 
つまり、寝ている隣の部屋で暖房と加湿をしている状態ってこと。
 
ん〜〜、なかなかいい!!
但し、朝にはシャツも乾いてしまうので湿度もやはり下がってきますけどね。w
そりゃそうだ!
 
 
次に試してみたのが、寝る前にカーテンを濡らして付けておくという方法。(笑)
 
これは超アナログ!!
ってか、こんなことやっているボクはほとんどアホ(笑)。
 
ま、うちのカーテンは綿100%なので、水分を含みやすい。
 
一度カーテンを外してお風呂場に持って行き、
シャワーで濡らしてからざっと水気を落として。
それからまた取り付ける。
 
アナログな加湿のためにここまでやるか!!(笑)
 
さっさと加湿器買って来た方が早い(笑)。
 
 
でね、効果のほどはと言いますと・・・
 
まぁまぁ(笑)。
 
多分、加湿器使って、まめに掃除をした方がカンタンかも(笑)。
 
 
あとは、あくまでもアナログにこだわるならば、
単純にマスクをして寝る、という方法もw
 
 
これ、ホント『引き算の暮らし』、『不便な暮らし』。